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「お受験」はゼロ歳児からスタート

「お受験」はゼロ歳児からスタートしているわけです。赤ちゃんである本人が気づいていなかろうが、親が「うちの子はなにもしていません」と言おうが、各家庭の教育は生まれた瞬間からスタートしているわけです。よくユダヤ人が優秀だという話がされます。彼らは、トーラーと呼ばれる聖書を子供が生まれた時から読み聞かせをし、言語能力をどんどん高めます。世界中でたった1300万の人間しかいないのに、ノーベル賞受賞者の3分の1がユダヤ人、これは早教育が生んだ賜物だと言えるでしょう。古代ギリシヤではきら星の如くさまざまな天才が現われましたが、当時のギリシヤでも早教育の伝統があったのです。人間の資質ではなく教育の大きさを感じます。私はたくさんの子供たち、成人した優秀な人を見ています。大人になっても「この人は利口だなあ」と思う人にきく質問があります。「あなたのお母様は口数の多い人だったでしょうか」たいてい当たっています。なかにはお母様自体は無口だと言ってもいいかもしれません、というケースもありますが、その代わりに家族の数が多い、とかお父様がお母様に代わって口数が多い、または付添いのお手伝いさんが口数が多いということがあります。

過熱する美白志向が行き着いた先

過熱する美白志向が行き着いた先は、透明で毛穴のない肌。正確に言えば、透明感があり、毛穴の見えない肌だ。もう単なる白さでは満足できず、お人形のような肌を追い求める女性が増えている。透明感はともかく毛穴が(見え)ない肌は実現が難しく、何より、もし本当に毛穴がなくなってしまえばそれは生命の危機をも意味するはずだが、毛穴撲滅に走る女性は多い。最近の化粧品の宣伝・広告はこうした傾向にさらに拍車をかけている。「モデルの写真で修整が入っていないものはないでしょうね。そもそも、本当に肌がきれいな人を捜すのは大変なのです。肌よりもネームバリュー。あまり有名でない人であれば、肌がきれいに越したことはありませんが」(大手広告代理店関係者)最近は画像処理ソフトが著しい進化を遂げているので、シミやニキビはもちろん、しわ、たるみを消すのも簡単だ。

晩婚化、非婚化と離婚の増加

戦後六〇年が経ち、家族の概念は大きく変化している。まず「家」があり、跡継ぎとなる子どもが結婚し、夫婦は子どもをもうけ育てる。その子どもが跡継ぎとして育ち、結婚し、同じように子どもをもうける。そういう流れが明らかに変わってきている。結婚が家を継ぐための道具ではなくなってきている。その象徴が晩婚化、非婚化であり、それが少子化にもつながっている。二〇〇四年には七二万組が結婚する一方で、二七万組が同時に離婚している。結婚すら一つの安定した家族のシステムではなくなってきた。また、三世代同居が減り、核家族化が進んでいる。核家族の子どもの数も減少しつつあり、子どもをもうけない夫婦も多くなっている。今、二人世帯がもっとも多い。夫婦の二人世帯の場合、どちらかが亡くなった場合は、子どもがひきとって面倒をみる場合もあるが、高齢者が一人暮らしを余儀なくされる場合も多い。さらに子どもがいても、家族が同じ土地に住むのでなく、いろんな土地に分散しているケースが少なくない。葬儀は家族が主体となって出すものである。しかし、主体となるべき家族がいないということもある。家族構成の多様化は必然的に葬儀の多様化を引き起こす。