グラビアとは言っても、このタイトルからおおよそ察しがつくように、決して魅力のあるものではない。他のインテリア雑誌や建築雑誌の「シャレた」グラビアとは比較にならない。アーキテクト派ならば驚いて飛びあがってしまいそうなグラビアである。しかしそんなことは、「美しい部屋」の読者にとってはどうでもいいことなのである。そうでなければ二〇万部という、インテリア雑誌で段トツの発行部数を説明することはできない。「美しい部屋」の読者(それは大部分女性であるに違いない)は、これを視覚的なメディアとして読んでいるのではなくて、文学的なメディアとして読んでいる。
[参考サイトのご紹介]
八尾市の新築一戸建て一覧|SUUMO(スーモ)新築一戸建て
http://suumo.jp/ikkodate/osaka/yao/__JJ_JJ010FJ001_arz1060z2bsz1020z2scz127212z2taz127.html
大分市の新築マンション一覧|SUUMO(スーモ)新築マンション
http://suumo.jp/mansion/oita/oita/__JJ_JJ010FJ001_arz1090z2bsz1010z2scz144201z2taz144.html
神奈川県 - 横浜市の新築一戸建て一覧|SUUMO(スーモ)新築一戸建て
http://suumo.jp/ikkodate/kanagawa/__JJ_JJ010FJ001_arz1030z2bsz1020z2saz101z2taz114.html
リフォームの実例とはすなわち読者から寄せられた「私小説」であり、その中で表現されているのは、それぞれの「作者」の確かで力強い生活に対する処し方なのである。建売住宅派という「場所」を規定しているのは、実は「美しい部屋」に代表されるような、文学的なメディアであった。文学的メディアによって規定される空間もありえるということを、「美しい部屋」は教えてくれる。そしてその「場所」では、マッキントッシュの椅子の代わりに粘り強く現実的な生活への処し方が最も価値があると見なされているのである。